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 鞭は形の良い乳房も、既にいく筋もの条痕を刻み付けられている臀丘も、腹も、背中も、腿も、蝋燭の突き立てられている下腹部まで、処構わず嵐のように浴びせられる。珠子は悲鳴を上げ、絶叫し、助けを求め許しを乞うて哀願を繰り返しながら、のた打ち回って苦悶し続けたが、急にその声が途切れ、珠子の体は動かなくなった。可哀想な美少女は、あまりに凄まじい苦痛に耐えきれず気を失ってしまったのだ。
 しかしそれでもなお珠子は許されない。
「おや、いやだよ。お姉ちゃんが急に静かになってしまったじゃあないか。」
 一寸法師が駄々をこねるように言うまでもなく、手下たちは水を満たした大桶を運んでくると、ぐったりとなった珠子の頭の下に置く。そして珠子の失神することによりようやく平安を得たような穏やかな顔を、その水の中に一気に沈めてしまう。
 珠子はしばらくぐったりとしたままだったものの、すぐに水の冷たさで意識を取り戻す。そしてその瞬間から、鼻や口に流れ込み、呼吸をふさぐ水に、珠子はのた打ち回って苦悶した。哀れな少女は懸命に体を折って、顔を何とか水面に出そうとするが、しかしそれも一瞬のことでしかない。美しい少女は股間に2本の蝋燭をはやしたまま、踊るように苦悶した。
 そうすると赤サソリたちは、その姿に手を打って囃し立てるのだ。
「ああ…ああ…苦しいわ…お願い許して、何でもします…だから…だから許してください…。」
 ようやく水から引き上げられ、珠子は蒼白になって哀願を繰り返す。そんな珠子に赤サソリは嘲るように尋ねる。
「ふふ、どうだい。おとなしく我々のものを咥える気になったかい。」
 もちろん珠子はもう抵抗する気力さえ微塵に粉砕されている。苛み尽くされた美しい少女にできることは、ただ弱々しく首肯くことだけでしかなかった。しかしそれでもまだ珠子は甘かったのだ。赤サソリは逆さ吊りのまま、局部に火の付いた蝋燭を挿入されたままの珠子に口を開くことを命じたのだ。
 可哀想な珠子はそのままの姿でおずおずと口を開き、そして逆さ吊りの苦痛と股間に詩たたる熱蝋の熱さに呻きながら、目にするだに身の毛のよだつものを口に含み、屈辱の愛撫を行わなければならなかった。覚悟はしていても、それはまだ十八歳の清純な少女には、あまりにみじめな、あまりに屈辱的な愛撫だった。
 しかし、もし拒否すれば、再びあの嵐のような鞭打ちが浴びせられ、恐ろしい水責めが待っているに違いない。
「ああ…だめ…だめです…お父さま…お兄さま、珠子を助けて…お願い助けて…。」
心の中で泣き叫ぶ珠子の目から、再び美しい涙が溢れだした。
しかしそんな珠子の苦悩をよそに、少女の唇を犯す悪魔は楽しそうにいう。
「さあ、お嬢さん、もっと舌を上手く使うんだ。咽喉の奥ですい込むようにしろ。そうそう、その調子だ。」
 やがてそれは彼女の口の中でむくむくと大きさを増し、そして再びきつい臭いのするものを大量に放って離れる。そしてそれを吐き出す間もなく、珠子の口には次の悪魔の肉塊が突き付けられ、哀れな少女は泣きながらそれをやさしく含み、屈辱の愛撫を行わなければならない。珠子の美しい口への凌辱は、股間に突き立てられている二本の蝋燭の燃え尽きるまで繰り返された。
 そして、それが終わったとき、珠子は白く固まった蝋を全身にこびりつかせ、可憐な顔も、長く艶やかな髪も、悪魔たちの放ったいやな臭いのする白濁したものにてらてらとまみれていた。
「ひひっ、お嬢さん、良い態だね。ところでこれが何か分かるかい。」
 赤サソリは、例の無表情のまま、そんな無残な珠子の鼻先に二つの白く固まった蝋の固まりを突き付ける。それは無数の襞の刻まれた細長い蝋の固まりで、もちろん珠子はそれをおびえた目付きで見詰めるだけで、何なのか想像することもできない。そんな珠子の様子に、赤サソリの口からもれる歯軋りが一層高くなる。
「分からないのかね。これはほれ、さっきまで蝋燭の突き立てられていた部分に溜った蝋の固まったものさ。今日の記念に大事に取っておいてやろうな。」
 ああ、何という悪魔だろう。それは珠子の最も恥ずかしいところの陰刻されたものだったのだ。しかもそれは、彼女の屈辱の証として、永久に彼らの手に残されるのだ。
「ああ…いやです…そんな…そんなものいやだ…。」
 珠子は屈辱に呻くように哀願し、そしてあまりの屈辱に、そのままゆっくりと気を失ってしまった。

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