珠子が再び目覚めたとき、彼女は両手首を一つに縛られ、それで爪先立つ状態で天井から吊るされていた。いいやそれだけではない。彼女の右足は、同じように足首に巻かれたロープにより思い切り上に吊り上げられて、両手首と一緒に縛り合わされていたのだ。そのため珠子の花芯も、そして後門も、これ以上ないほど大胆に、目の前の悪魔たちの視線にさらされていた。
「ううっ…いけません…もう許して、お願いです…許して…許してください…。」
これだけ恥ずかしい目に合わされても、清純な心と慎ましさを失わない珠子は、自分のあまりにあさましい姿に、胸のあたりまで赤く染めて哀願した。しかしこの哀れな生贄は、すでに彼女の体で肉欲の方を処理した男たちにより、今度は地獄の苦痛を味合わされるのだ。
やがて珠子の前に、電極から何本もの電線を接続した奇妙な機械が運ばれてくる。
「今度はお嬢さんに踊りを教えてあげようかね。」
赤サソリは面白そうにいうが、それを見る珠子の可愛らしい顔は恐怖にゆがんだ。
「ああっ…いや…いやです、お願い許して…酷いこと…酷いことなさらないで…。」
珠子は涙を流して哀願するが、しかし赤サソリはまず最初の電線の先の鰐口を、秘部の左右の花弁に挟む。
「ヒイイイィィーイッ…痛いーっ、そんな…そんなところいやです…ヒャアアアーアッ…お願い痛いーっ。」
それだけでも脳天まで貫くような激痛に、珠子はみじめに吊られている体をのた打たせて悲鳴を上げる。しかし赤サソリは今度は左右の乳首に、鰐口をはめて、いよいよ最後の電線を彼女の大きく広げられた体の中心にはめられてしまった。
「ギャアアアーアッ…痛いーっ…いけません…痛いーっ…。」
女の体の最も敏感なところに走る、むしり取られるような激痛に、哀れな少女はさらに悲痛な絶叫を張り上げる。
「ようし、それではまず軽く…。」
そんな珠子の様子を楽しそうに眺めながら、赤サソリは期待に顔を輝かせながら、スウィッチを操作する。
珠子はその瞬間、電線のはめられた敏感な部分に走る凄まじい衝撃を伴った激痛に全身を痙攣させながら苦悶し、同時にのどを震わせて絶叫した。
「ギャアアアーアッ、ウヒャアアーアッ…ああっ…やめてぇーっ…お願いやめてぇーっ。」
電気責めだった。珠子は、どんな極悪人でも涙を流して許しを乞うという、恐ろしい電流責めにかけられていたのだ。悪魔たちは、こんな残酷な、こんな恐ろしい責めを、まだ十八歳の清らかで美しい少女に加え、その苦悶と絶叫の様を楽しむつもりなのだ。
赤サソリは両手片足吊りの珠子の体が、釣りあげられたばかりの魚のようにぴちぴちと激しく全身を仰け反らせよじらせて苦悶する姿を快さそうに眺めながら、電気装置を操作しつづけ、電流を彼女の敏感な肌に断続的に流した。
「ギャアアーアッ…ああっ…ヒャアアアーアッ…助けて…助けてください…苦しいわ、ヒイイイィーイッ…つらいわ…もう…もうだめ…お願い許して…苦しいーっ…ギャアアアーアッ…ギャアアーアッ…ウヒャアアアーアッ…。」
珠子はさらに全身を凄まじい衝撃が貫き、敏感な部分の肌が焼き切れ、最後には体を溶鉱炉の中にでも放り込まれたかのような激痛に、苦悶しながら絶叫と哀願を繰り返す。
赤サソリは珠子が苦痛に耐え切れず失神する寸前になると電流を止めたため、哀れな少女は失神してこの苦痛から逃れることもできないのだった。そして全身の痙攣が収まると、前よりも高い電圧の電流が珠子の美しい体を貫くのだ。
それはたまらないほど残酷で、無残な光景だったが、しかし悪魔たちの目にはこの上なく素晴らしい踊りだった。やがてついに珠子の大きく広げられた股間からは、あまりの苦痛に耐え切れず、失禁した尿ばかりか便までもあふれだした。
もちろん珠子はそれとわかっていても、どうすることもできない。昨日まで大事に育てられた深窓の令嬢にとって、男たちの目の前で排泄する姿をさらすことが、どんなにみじめで、どんなに恥ずかしいことであろうか。
「おや、お嬢さん、とんでもないことをしているぜ。」
「ああ、でもこんなに美しいお嬢さんでも、だすものはやっぱり臭いんだな。」
しかも、ここぞとばかり悪魔たちの嘲りの言葉が、信じられない屈辱に泣き狂う美しい少女に浴びせられるのだ。
「ああ…殺して、ひと思いに…ひと思いに死なせてください…。」
珠子は地獄の屈辱に泣き悶えるが、しかし屈辱の排泄が終わり手下の手で後始末をされると、その肌に恐ろしい電流は容赦なく流され続けた。
「キイイイィーイッ、ウギャアアアーアッ…ヒャアアーアッ…苦しいわ…苦しいーっ、お願い…お父さま助けて…お願い…グヒャアアアーアッ…ギャアアーアッ…ウギャアアアーアッ…ああっ…ああっ…。」
さらに珠子は三十分以上もの間、残酷な悪魔に思う存分残酷な踊りを踊らされ、たっぷりと彼らの目と耳を楽しませたのだった。やっとそれが止んだときには、哀れな美少女はほとんど息も絶え絶えになり、身体の水気が抜けてしまって、全身粉を吹いたようになって悶絶していたのだった。
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